住宅ローンの『頭金』

住宅ローンで気になるのは

『頭金』

ですが、

私は以前は、
「物件価格に対して20%以上は払った方がいいです」
と言っていましたが、

最近は考え方が少し変わりました。

なぜなら、

その家庭、家庭で支出が違うため、

頭金を多く払いすぎて

教育費や入院など予想外の
出来事でお金を使かえない
ことを拝見したからです。

これは、
繰上げ返済を頑張りすぎる
家庭にも当てはまりますが、

毎日の生活をストレスなく
過ごすには、無理は禁物です。

では頭金は幾らぐらい支払えばいいのでしょうか。

考え方の基本は、
物件価格から算出するのではなく、

「無理なく生活ができる」

ことを念頭に入れて決定するのでいいでしょう。

頭金の計算は、

1ヶ月のランニングコストの
半年から1年分は手元に置いた方がいいです。

貯蓄からそのランニングコスト分を引いた額を
大まかな金額にして換算するといいでしょう。

住宅ローンは金利がかかるので、
頭金を多くしたい気持ちはわかりますが、

手元にもある程度残さないと、

もしもの時の
失業、病気、家族の介護で働けなく
なった時、生活費を捻出できません。

ですが、もし将来的に売却に対応するような
考えがあるようでしたら、

頭金は売却を想定して、多めに払うのが
良いと思います。

なぜなら、売却の場合は、

物件の売買価格が住宅ローンの
借入残高を下回ると、

その土地、建物に金融機関が
付けている抵当権を抹消できない
からなのです。

このように、頭金についても
しっかりと考慮して住宅購入のプランを
立てると良いと思います。