自分予算は物件検索より先に。

「良い中古物件を見つけました!
住宅ローンの資金計画を作りたいので、
お手伝いをお願いします。」

と、お客様から言われました。

私なりの考えをお伝えします。

資金計画の重要性は、あなたはわかって
いると思いますが、

その計画の前に、果たしてその物件
を検討しても、大丈夫なのか?

検証する必要があります。

・建物の信頼性と瑕疵
・境界や土地に問題がないか
・登記情報関係
・隣地の人との関係
・価格の妥当性
・第三者から見てあなたにとって良いか

ネガティヴな要素がないか検証をして、

この物件があなたの身の丈に
あっているかを考えてから、

資金調達計画に入ります。

これは、あなたが、見逃して
いる予算を明確にできます。

見逃しやすい項目が、

・子供の教育費
・老後資金
・建物の劣化などの補修費
・税金面
・余裕資金

などがあります。

それらを見積もって

生活面でのランニングコストを考えて、

おおよその月の返済額を算出してから、
物件のおおよその価格が決まります。

「物件価格は後」

これが肝です。

良い物件があると価格が決まっているので、
それから算出するのでは、逆になってしまいます。

その価格があなたの身の丈に
あっているかを検証しますので、
「自分予算」を先に出さないと
ダメです。

自分予算が決まって、

資金調達計画を立て、

資金計画に移ります。

その後、住宅ローンの詳細条件の決定をして
調整をして、

そこから具体的に金融機関が融資
をしてくれるか、

事前審査に入ります。