住宅ローンをいくらなら貸してくれますか?

住宅ローンを金融機関から借りる際に、

「いくらなら貸してくれますか?」

と、聞かれる事がよく有ります。

私はお客さんに、

「どのくらい借りたいですか」

と聞くと、

「貸してくれるだけ借りたいです。」

と言う人がいました。

金融機関は、あなたが、優良な人
だと考えれば、年収から見た

「返済負担率」

ギリギリまで貸したいのです。

住宅ローンは金融機関からしたら

「安全な商品」なのです。

なぜなら、
担保として抵当権も付けるし、
他の融資からしたらとても
安全なのです。

抵当権とは、金融機関が土地や建物などの
不動産を担保にする権利のことです。

住宅ローンの返済が滞ったときのために、
あらかじめ土地や建物を担保としておくことです。

これがあるので、住宅ローンは金融機関にとって
安全な商品になるのです。

しかし借りる側は、しばしば住宅ローン破綻
に陥ることがあります。

そのパターンとしては、

*頭金なし
*返済負担率ギリギリ
*ボーナス払い有り

のパターンで住宅ローンを組んで
しまった時なのです。

この破綻を防ぐ考え方として、

借り入れ額を

人に決めさせない

と言うことが大事だと思います。

「えっ、人に決めさせないとは
AIとかで決めろってこと?」

そうではありません。

「自分で決めるのです」

あなた自身が、

余裕を持って
毎月の返済できる金額を決めて、

そこから融資額を試算するのです。

大事なのは、

*返済負担率から試算しない
*借入可能額から試算しない
*返済額を家賃と同じにしない

とういうことです。

これらを念頭に置いて、
住宅ローンの借入金額を検討すると
住宅ローン破綻を回避する一助になる
と思います。