資金計画を立ててから内見へ。
住宅ローンで、
「私には、いくらまで貸してもらえますか?」
という質問をよく受けます。
これは、質問を受ける人によって答えが違います。
例えば
『高い物件を売りたい人』と『金融機関』
に聞いたなら・・・
あなたが金融機関からみて優良と見られたら
「出来るだけ借りてもらいたい」
と考えていますので、
返済負担率限度額目一杯
の金額を答えるでしょう。
これは、
現在の年収から算出された借入可能額
になります。
貸出が最も高い算出額になるのです。
それとは別にあなたの、生活環境からみて、
毎月安心して返済できる事を目的にして
アドバイスする人でしたら、
毎月の返済額
から算出して、無理のない金額を
答えるでしょう。
これはあなたが快適に生活できる
金額を算出したものです。
このように
借りられる金額
と
借りる金額
とでは金額が違うという事です。
住宅ローンで失敗して破綻するのが多いケースは
住宅展示場で夢が広がり、
資金計画がないまま、
金融機関や仲介会社のオススメで
借りられる金額一杯借りた結果、
返済に行き詰まり、
返済できなくなるケース
が非常に多いのです。
まずは資金計画を立ててから住宅を
見に行って下さい。