中古物件を安心して判断する方法。

よく、お客さんから

「中古物件でいい物件があったのですが
どんなことに注意したらいいですか？」

と質問を受けます。

不動産市は昔より中古市場が活発に
なってきました。

正直、私は目視で外見でしか判断できず、
何となくしかわかりません。

「荒井さん、何となくで、
家を決めて大丈夫なんですか？」

という声が聞こえてきそうなので
最善策をお教えします。

仲介会社としては、もちろん、何となくでは
絶対ダメで、

建築のプロによる判断で
見てもらう事をお勧めしております。

それは、

「インスペクション検査」

という資格者のみが行える、
建物の品質を調べるための手段です。

具体的には、

屋根
外壁
室内
屋根裏
床下

などの劣化状態を
調べてくれます。

契約前に建物の
状況を理解するのは
本当に重要な事だと思います。

インスペクションの
利用のメリットとしては、

・住宅に問題がないか、専門家がチェックする
　ことで、安心して購入・居住できる。

・欠陥住宅や買ってはいけない物件を掴む
　リスクを避けらる。

・住宅の修繕個所、問題点について売主側に
　証拠を持って知らせることができる。

・中立な立場で公正な診断を行うことにより
　売主側との関係を保ちながら、対応や説明を求める
　ことができる。

・住宅の構造、設備など本質的な性能がわかりやすい。

・買主、住まい手の立場から見た報告やアドバイスが受けられる。

・ホームインスペクションの報告書を、
　住宅の資産価値を高めるための家の履歴書として残す
　ことができる。
（メリットの出典：NPO法人日本ホームインスペクター協会）

良い物件を見つけたとしても、果たしてその物件がどんな状態なのか？
それを理解して購入をするかどうかを判断する決め手になると思います。