変動金利で借りて、金利が上がってきたら固定金利型へ。
あなたにとって住宅ローンの金利が
低い変動金利は魅力的で、
お客さんからよく、
「まず、低い変動金利で借りて、
金利が上がってきたら固定金利型へ変更すれば
いいじゃないですか!」
という言葉をよく聞きますが、
「 でも、そうは問屋が卸さないのです。
実際に金利が上昇すれば、変動金利より長期固定金利
の方が早く上昇するので、変動金利から長期固定金利
に変更しようと思った時には遅く、かなり長期固定金利が
上昇している可能性が高いのです 」
「では変動金利はやめた方がいいのですか?」
という言葉もよく聞きます。
「私の今までの金融市場の観察から考えて、
今まで低金利が続いて今後はどうなるかはわかりませんが、
もし、金利が上昇した時に、返済額が急上昇したさいに
対応できるかどうかの試算が重要です。
金利が急上昇して変動金利、元利均等方式の場合には5年ルール
がありますので返済額はある一定ですみますが、「未払利息」
が発生する場合もあります」
今の金利を損得で考えずに返済額の上昇に対応できるかです。」
ネットでの銀行広告の魅力的な言い回しには
気をつけましょう。